父として

私には今年で14となる、息子がいる。

愚息とか書こうと思ったら、字面があまりに我が子に失礼であったため、躊躇した。うちの子供はちっとも愚かではございませんので。という親バカなのはどうでもいいとして。

 

本日、そいつの服を買いに行きました。彼には初めてレベルのちゃんと大人の服をお店でみて買うというやつです。お店はイオンモール太田にある、⇒

www.nikoand.jp

を覗いて購入に至りました。しかし、自分のおしゃれとは違って、息子のは実に楽しい。あれもこれも見て着せてみたいし、いい服を着てもらいたいなぁ、なんて思ったりもするが、ボトムスとトップスを2点ずつ購入したら、20k overとなりました。あらま、びっくり。でも、実は親父、久々にちょっと楽しかった。

 

ちなみに、まだ、うちの坊主はまだ色気づく前なのかなぁ、話を聞くと、お友達とお出かけなのですが、男二人、女二人で出かけるとのこと。緊急事態宣言⇒緊急地雷宣言で年末に遊びに行くのを止めた我が子とその仲間たちで出かけるとのこと。本人なんとも思っていないが、これをダブルデートと言わずして何と言おうか。正直、暗黒のとまではいかないが、そこまで明かる青春時代を過ごした父ではないため、結構まぶしく映る言葉だよ。そんな言葉は、ときメモ的な何かの世界にあるお話だったり、何だろう、歯がゆい感じのする、こそばゆい感じのする恋愛小説の世界でしか聞いたことのない輝かしい感じでもう、逆にお父さんが照れちゃうくらいだ。

 

というわけで、ちったぁ身なりくらいいいものを着せてやりたいなぁ、と思ったわけであります。ちなみにそのころの自分といえば、身なりなんてよく考えてもいないで、いかに親からもらった服代を安く抑え、その中で気に入ったものを買ったうえで、費用を安く抑えるかしか考えていなかったのです。やっぱり、絶え間ない裕福ではない期間がそれを支えているのであろうし、ほしい漫画や、グッズがやっぱり無数にあった。そりゃ、中学生程度の微々たるお小遣いで、サイレントメビウスの千円もするコミックスを買おうとするのはそれなりに痛手を伴ったわけです。ああ、ほんとはまだ、追いかけたいよマンガ本。

 

だからこそ、まあまあ、貧乏なりに自由にモノが買えるくらいの大人になった今、ただ安いものだけを買うでなく、それなりのものを買ってあげることができたわけで、そこを含めて、まあ、幸せなんだなと、ちょっと思うわけです。