映画自体を見ようって言うことがあんまり無い私は、この間借りてきた映画はやっと、指輪物語の第一章でありました。それは４ヶ月前ぐらい前の話。で、今更のように“ローマの休日”を借りてきて始めてみました。ああ、最高。そりゃオスカー取れますって。白黒映画で、モノラル音声。でも映像としてはそれこそ“色が付いて見えるかのよう”。ローマなんかには行ったこともないですから、想像で色が付くんでしょうけど。オードリーは美しい、麗しい、可愛らしい、品がある。形容のしようがないって言う感じ。グレゴリー・ベックも格好いいし、でも、とぼけているし。話の筋も素敵で、最後のカットなんか切ない感じが素晴らしい。余韻が深いというか。大作ではないだろうし、いまの映画とは作り方も全然違う。でも、素敵である。これから、しばらくオードリー主演の作品をたくさん借りてきてみようかなぁ。
