ガンダムさん

 劇場版1stの哀戦士編を見た。昨日の夜中である。はっきり言って惰性で種死は録画してあるが、ガンダムの物語を大人になってから見てしまうと、あれは、駄目だ。もう、お話は見れない。だって、上辺だけのキャラクターが適当にやっている感じがするようになってしまったから。生きているような感じがないから。弱さがないから。
 劇場版は何というかこの年になってから見ると、素晴らしすぎる。ランバ・ラル、ハモン、ミハル、マチルダさん、リュウさん。まあ、リュウさんとアムロが泣かないのは少しかわいそうであったけれど……。
 WBでもちゃんと白兵戦をやっていたのだなぁ、と感慨深く思ったりしました。やっぱり、これ以上ないほど良いモノだなぁ。台詞という台詞が名台詞な感じもするし、アムロもカイも乗組員全員の成長があるし、今のレベルから言ったら絵の動きはチャチかも知れないけれど、戦争を描いた作品としては、ちゃんとしているよなぁ。今時物語の大筋が解っているというのも拘わらず、時間を惜しんでみたいと思うような作品は少ないけれど、あれは見たい。
 僕はあの人に勝ちたい、って感じですか?