見てきた。
見てきた記念にとりあえずはいろいろ紹介しようかなと思い至りまして。
大長編ドラえもん (Vol.7) のび太と鉄人兵団 (てんとう虫コミックス)
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
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- 作者: 瀬名秀明,藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
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映画ドラえもん のび太と鉄人兵団【映画ドラえもん30周年記念・期間限定生産商品】 [DVD]
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http://doraeiga.com/2011/
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一年ぶりのドラえもんの映画は、大人の鑑賞に堪えられる作品になっていたと思う。もともとの原作のレベルが高く、感動大作に仕上げることは容易な作品ではあると思う。でも、子供には内容が難しいかなとも思う。まず、鏡面世界。鏡面世界の定義自体が小さな子供に理解できていただろうか? 結末に直結してしまうが、時間を遡りことによる、歴史の書き換え。存在の根底を覆すというエンディングの手法。
それらを内包した物語を、2時間に満たない時間で構築することは、容易ではなかったはず。ただ、駆け足であったことは否めない上に、ピッポの登場により、スネオのミクロスは前は重要だったような気がしたのだが、今回は存在意義がほぼゼロ。
ま、それでも、面白かったと思えたから。良かったと思う。でも、最後の競争本能のくだりは、もう少し説明があってもいいと思われた。とても、警鐘を鳴らす部分で、友情という部分よりもしっかり説明があるべきであろう。
泣ける作品を見て、自然と涙がこぼれたから、きっとまだ自分は正常だと思う。そして、少し大人になってから、子供達は見返すべきであろう。何度か見て分かる部分は多いはずだ。自己のアイデンティティーに問いかける作品だと思っていたが、やっぱりその通りだった。
そして、大長編ドラえもんを買い揃えようと思う自分がいる。