少しアルコールを嗜みながらですので、微妙に筆が滑り気味でしょうね。
ガンダムって語ると好きな人は長くなりますし、へんてこな思想が入り込んだりしますからね。ま、だーれも気にしないでしょうから、日記的に感想をあげましょうか。
さて、フリット編です。
言いたい事の筆頭に来るのは、ガンダムでなければまあ、別に悪くないのでしょうね。見せ場はあるし、UEってなんだ? っていう部分を少しずつ見せていって、謎解き的な要素もあったようななかったような感じもあるし。気持ち的には悪くない。でも、やっぱり、ガンダムって言う名前を背負うのは辛い事なのかもしれません。
抽象的になってしまいますが、ガンダムに乗るために生きてきた主人公が、必然的にガンダム乗り、生涯の敵と決めた物に対して、復習という名の偽りの正義をかざして、突き進み、いずれ、自分の希望を叶えてしまう。
これは、きっとそんな話でしょう。そのこと自体が、もうガンダムじゃなくて、ガンダムである必要がない。ガンダムに乗って、木馬型の戦艦に乗って、敵の本拠地が隕石をくりぬいて作ったような要塞で、ニュータイプが心を通わせあいながら、殺し合い、ヒロインを殺してしまい、それがずっと主人公のトラウマとして大きく背負う十字架となる。
記号としてはガンダムの物語なのかもしれない。
ただ、都合が良すぎるし、進む先が真っ直ぐすぎる。主人公は全く迷うことなく、敵を敵のまま突き進む。艦長は責任を全て被り軍法会議で禁固刑になる。
Xラウンダー=ニュータイプでしょうし、ニュータイプ同士が殺し合ったりするのも、ま、ガンダムだ。
でも、なんか違う。違和感が残る。…残る。
次回に期待します。でも、これならまだSEEDの方が納得がいく。今回の謎の敵だって、火星を木星に変えたらナデシコの舞台設定とそんなに変わらなかったりして…。フレームの差し替えってのもエステバリスでやってたなぁ。
テーマはわかりやすいのかもしれませんけれどね。つまり、復讐は正義ではないと言うところで答えが出てきてもらわないと救いようがありません。それとも、復讐に駆られて復讐に生きるだけの人間の生き様をただ見せるだけの物語なのだろうか?3世代に渡ってみせるような、復讐の理由じゃない気もしますしね。
なんにせよ、人を殺しすぎである事は確かだ。人を殺す事で感動を付加させるのは、どうかと思う。戦争物ですからしょうがないんでしょうな。
とりとめ無くなりますが、また、何か語るかもしれません。