久しぶり

昔はよく文章を書いていたものである。しかも、手書きである。もちろん、高校の頃は勉強に対しての逃避行動であった。しかし、あの頃は今ライトノベルと呼ばれるものをそれこそ乱読した。感覚としては、欲しい漫画の発売日は月に2、もしくは3回当時は来ていたが(ジャンプ、サンデー、マガジンもしくは角川系)それ以外の日も、毎日のように学校帰りは最寄の駅前の書店に寄っていた。今思えばそれほどの品揃えがあったお店ではなかったが、それでも、毎日立ち寄って買って帰るだけの必要な量はあった。そこには、角川スニーカー文庫がメインであったので、どうしようもなくそれをメインで読んでいた。助かった事に、ちゃんと発売日に新刊が入ってくれていた。買いたいものはなんとなく手に入ったのである。歳をとったものである。あの頃はなどと書くようになってしまい、今、自分の子供の方がその頃の年齢にもう近いのである。あの頃の憤りとか、鬱屈した気持ちとか、まあ、思春期特有の気持ちは忘れてしまった。遠いところに来てしまったなぁ。
昔作ったプロットはきっと瑞々しくない今の私には難しくて書けない。でも、結末は付けてあげなくちゃいけない。かわいそうだ、いまだ、結末にたどり着けない。そして、思っていた結末とはもう違う。
どうしたものだろうか?