予想はしていたのだが……。

 アニみて〜春〜、最終回、パラソルをさして、見ました。やっとこさ。で、感想。

 ある程度は予想していました。あの分量をどうしたら30分の枠で納めることが出来るのでありましょう。……、無理だったようです。それはもう原作を読んでいなければ、暗号のよう。頭の中で補完しないと何がどうなって、何処でどれだけ時間が経っているのか、もうきっとわけが分からないと思います。なんか、パラソルをさしての原作本自体はレイニーブルーみたいにむやみやたらに悲壮感漂う展開というか、文体ではないのにもかかわらず*1アニみて判はもう、悲壮感漂いまくり。祐巳の回復劇とかに触れる余裕すらない感じ。その中で、松平瞳子嬢の憎めなさも全くスポイル。

 どうしたら納得する物が出来たのか? それは分からないけれど、なんというかがっくり感漂いつつも微妙な所で苦笑いを取る、そんな感じでした。最後方の祥子が言う“あなたが好きなの”もそれをどうしても、心の底の衝動として口に出さなくてはならなかった理由が希薄だったし、それを言ったら、バックでばらの花咲いてしまうし*2、これでもう映像化されないのであったのなら、ファンが暴動を起こしてしまいそうな感じ。

 というか、どうせ26話作らせてもらえたのなら、丹念に描写して、いつしか年もで締めてくれれば、続きを気にしないでいれたものを……。ああ、悔しい。初見での印象だけれど、どうなんだ、これは……。、Transparency←ここの管理人さん、なんか熱出しているみたい。

*1:それ自体が祐巳の心の変わり様を表しているのかとは思いましたが

*2:大爆笑!!!!!!