ルナル・サーガ

全然別のことで、検索に至ったのだが、ルナル・サーガが新装版として復活するようだ。

 

 

 

 かくも、うれしいことはない。

このシリーズの新刊が発刊されていたころ、それを読み漁っていたのである。自分の何かを決めているであろう小説である。

 

今でいうライトノベルにしたら、重い。あまりに重いテーマを背負った物語であった。そして、その暗さが好きであった。

 

今月、新装版として発刊されるシリーズ2巻目の青い聖堂。当時、高校生であった自分のそれこそマイフェイヴァリットであったことを思い出させる。主人公アンディとレルシェの物語。悲しい結末。ああ、いまさらでも読み返したい。あの悲しさ、あの美しさ。

 

思い出しただけで、締め付けられる思いである。

 

というわけで、これ、買いが決定した。いつまでも大人になれない。