今月のアフタヌーン

 蟲師の表紙です。どこの局で放送して、どんな人たちが作るのか非常に気になるところです。あれを表現するのにどうするのでしょうねぇ。
 おおきく振りかぶってがまた面白いわけですよ。何というか、超人がいるわけでない物語というのはいいものですね。とは言っても、ここにでてくる人間たちが超人でないわけではないですけれど。今回は三橋が無理しちゃっている感じです。序盤ぽんぽんといいペースで進んでいっているが故に、この先の展開は結構怖いなぁ。
 臨死!!江古田ちゃんは今回も二本立て。リアルだったり怖かったり、あるよなぁと思わせたりでいい感じです。この調子で一冊の漫画本とかになってしまったら、確実に買うことでしょう。ただ、表紙が買いにくそうな気がしなくもないですね。
 げんしけんですが、だんだんと卒業というものが迫ってきている感じがありますね。咲は自力で店を出すための準備に東奔西走、高坂はエロゲーメーカーに就職決めちゃいますし。まあ、ある意味納得できる感じではありますね。高坂の能力はオタクの為に使われるべきでしょうから。
 で、少しだけここで段落を変えて、まともに語ります。木尾士目っぽい展開がちょっと今回はいりましたね。笹原と荻上です。どっちもどっちで煮え切らなかったり、妙に笹原が一歩踏み出せない感じがあったりで、なかなかうまいところをついているなぁと思います。やっぱり人間二次元だけって言うわけにはいかないわけです。笹原が一歩踏み出して新しい人間関係みたいなものを作ろうとするのでしょうか? 荻上の目の動きなんかもいい感じにかかれていて、作家性がでている気がしますね。世の中的にはうまくいく系の展開がいいのでしょうけれどねぇ。
 無限の住人は、久々に爽快だなぁ。こう、鬱的な展開でずーっときていたので、ついに爆発しましたって感じです。久々に凛と卍の冗談的なかっこいい会話がでてきますし、凛はなんか最初の頃に比べたらいい女に成長しているなぁ。支離滅裂だったりするけれど、暴れるときの口上がよかったなぁ。さて、この先は卍さんが斬ったり斬ったり斬ったりするのかなぁ。

 まあ、こんなところで……。