すっ、と冷めていく感覚

 正直言って、最近自分の仕入れる情報というものが、狭まっている。
 テレビはNHKのニュース。基本的には朝の6時半から7時ぐらいまで。新聞はとりあえずざっと目を通す程度。最近の購読雑誌は、週刊アスキー月刊アフタヌーン、月刊サラブレ。あと、情報の仕入れ先としては、WEBの巡回先から。

 必要のないことなのかもしれないが、正直、オタクをやっていた人間としては、情報量が枯渇している気がする。まあ、30過ぎてそれもないだろうけれども……。

 やっぱり、いまさらとか、どうしてとか、そんな思いよりも、世間のメディアのとらえ方によって、考え方とかというものは変わるものだと思う。だから、くだらない情報でも、昔はどんなに金が無くても掴もうとしていた。そんなものだ。

 それが、自分の進むべき原動力であったから。

 さて、今の自分の根幹を成すものって、なんだろうなぁ。でも、知的好奇心というやつは忘れたくないわけで。虚しいのは、忘れていってしまうこと。自分の理解した何かをすべて排出して、新地になってしまうこと。風化してしまうこと。

 自分自身の探求心、と言うか、ただ、知りたいという思いを忘れていたことに気づくとき、首筋に刃物を突き立てられるような、スッとひく感覚を覚える。