いびきがうるさいと、

うるさい! と寝ている間も、言われる。

ビクッとなって、目が覚める。

胸がバクバクと音を立てる。

こわいので、リビングに逃げて寝たが、寒くて、三時頃に布団にもどったが、冷えがおさまらず、ずっと冷えが体の芯に残っている。

おきて、白湯を飲んで少し良くなったかと思いきや、首の後ろがまだ寒い。

朝方、おきてトイレに行って、帰ってきたかの方は、うるさい、やせろよ、と相変わらずの暴言を吐き捨てて、また、布団に入った。

もう、爆発はしないし、もう、打たれるがままだし、もう、ただの同居人でしかないし、もう、ただの同居人でもないし、もう、いるだけで心が震える、怯える、そんなように今はなった。

この先、これに対して何をどこで相談していけば良いだろうか。

もう、決壊している心は、いくら応急修理しても、元の高さに堤防が戻ることはないのだろう。

ならは、改修して、逃げ道を探すしか、ないのだ。

こんな事は落ち着いてしか、伝えられない。

 

なんでも話せる関係をかの方は望むようだが、それを私に求めるのは無理な話。はなから、人の空気を読んで合間を縫って何とか生きてきた。自分の枠を超えた出来事には対応できない。

本音はあっても調整して自分をなるべく殺して、何とかやってきたのだ。自分の自由に、闊達に生きてきたかの方とは、土台が違う。

そして、その事はどう考えてもこの先、かの方が思い描く事とは、相容れないのだ。

 

こうなったのもすべては私の落ち度との事。そうやって、よくもまあかんたんに、自分以外の何かの責任に振り替えられるものだ。

なんというか、基の部分は変わってないが、ピーキーな性格になってしまった。更年期とかもあるのかもしれないけれど、精神疾患があるんじゃないかと思えてしまうほどだ。

家での姿をだれもみていないので、我が家の子供達だけは納得してくれるだろう。あまりにもひどいようであれば、かの方の家の方に相談をして、逃げるしかないかもしれない。

専ら攻撃性をもって当たられるのも私だけなのだから、私がいなくなれば良いのかもしれない。私が、いなくなれば、とは思うが、これでも今までかの方の我が儘につきあってきた挙げ句がこのような状況である。

私に対しての、

不信、

憎しみ、

それが、増幅されて、私に返ってくる。どこまで私が悪いことをし続けたのだろうか。細かい日々のやりとりすべてがだめだったのだろうか。良いことは何一つ無かったのだろうか。きっとそう言うことなんだろう。良いことはすべて忘れ、憎しみはすぐそばのみずみずしさで復元する。

なんで、あんたなんかと。

こんなやつなら、あと、三倍は稼いでこないと割にあわない。

親も最低。

姉も最低。

あんたの家族にはまともなやつがいない。

当然あんたも頭おかしい。

少しは良い部分があれば、尽くす気にもなれたのに。

そこまで、いわれたら、もう、会話の回線を一方的にでも閉ざすしかない。