何冊かかってきて、読んだ。

 といっても二冊。

 モンキーターンについては立ち読みですませたりしていた部分が載っている。青島の告白からの一連の波多野らしくない展開だ。こいつは見ていて相当にいらいらする。揺れ動く男心、とか言うものじゃなくて、ただ逃げている感じ。基本的に単純に物事を考えて攻めて攻めて攻めまくるのが波多野憲二。そのスタイルから外れてしまっては、色々上手くいくわけがない。この巻は結構さんざんだよなぁ、エースペラを不運で壊すからなぁ。それ以来、何もかも上手くいかない感じ。

 ただ、今週のサンデーを見て思ったのだが、洞口の制裁。……、お子様の口げんかですか? そんなのが制裁なのですか? もっとなんというか洞口らしい完勝をして、波多野に一言グサリというとか、そういう感じだと思っていた。なんか、子供っぽい。なぜにこう言う部分での人間ドラマは河合先生下手なのですか?

 流れから行くと、きっともう澄の大切さが波多野も分かっているのだから、青島ともちゃんとしたけじめをつけて、幼馴染みと仲良くやるのだろうに。まあ、ライバル? だからなぁ。ちょっと不満。ま、それでも、モンキーターンは面白いよ。レースシーンのカットはすごいもの。

 スクランについては本編のラストエピソード、沢近と播磨のフォークダンス。すごく良い感じ。あ、何となくラブコメしている、という感じ。播磨はお嬢や、妹さんとの方が上手くやっていけるって。というか、天満の周りには不幸が満ちあふれている? 烏丸くん、今回何処にでていたのでしょうか? そして、次の限定版のフィギュアは誰が付くのか? しかし、1400円も出すほどの価値があるのか? そこら辺が問題だ。

 全体として体育祭のエピソード。結構勢いがあって面白かった。花井とか周防とか麻生とか良い感じ、かれりんも素晴らしくよい。ああ、面白い。では。