やっちまいました。

 単行本、既刊5冊、買ってきてしまった。読んだ。五巻の初版限定のしおりは会長だった。あの咲ちゃんがコスプレした、律子・キューベル・ケッテンクラートさんである。ま、どうせ買うなら初版を買いたいじゃない、ねぇ?

 昨日、あんなにちゃんと買わないけどねと宣言したのに、家にはげんしけんの既刊が五冊、於いてあるというこの事実、如何に受け止めようかとも思うが、少なくともここに乗っている人間の端くれであるような気もするので、気にしない気にしない。

オタクはなろうと思ってなるんじゃなくてさ、も、気付いたらなってるんだって。

 良い台詞だ。咲、よく言った。何というか、真理をついていると思う。頭でこういうのを受け入れるようになったわけでなく、こういうのが面白いと思ってしまったから、こうな訳なんだよなぁ。一般人的な女性はきっと苦労してるのだろうなぁ、こういう趣味がある男性とつきあうと……。

 ま、その反面、それを理解してくれないというのも、まあ、辛いわけであるがね。こんな本どうして取ってあるの? とか、読んだ雑誌は、読まないのだったら捨てておいてよ、とか、プラモデルなんて、どうせ捨てるんでしょ? とか、そのカード何の意味があるの? とか。

 ……書いていて辛くなってきた。しかも、最近、もっとも理解できないであろうPVCの塊、カプセルフィギュアなんてモノも増えてきている。ま、隠しておくのですがね。

 というわけで、げんしけん心の中身を二分する面白さを持っていました。というかくじびきアンバランス、あれをちゃんと読んでみたいと思っている人はきっと世の中にたくさんいるのだろうなぁ。とおもうが、そのおかげでDVD-BOXが売れるのか……。

 と、アニメ版に話題を軽く移して、アニメ版も現在放送済みの第11話までは視聴しました。これがまた、良い感じ。雪野五月さんの咲にかなりはまった。プラネテスのタナベでも良い感じを出してるなぁ、と思っていたのだけれど、これもすごく良い感じ。また、アニメ自体が漫画にかなり忠実だし、何にも特別でないところが良い。あんな人間は、多分程度の差こそあれ存在する。絵が動くことの説得力も良い感じだし、単行本にある後日談の部分もちゃんと入っていたりするから良い。

 ていうか、次で終わりだしね。今からはまってもどうかと思うけれど。

 漫画読んでいたら、お話作りたくなってきたなぁ。