フリーダムの不殺伝説再び。

 年明け一発目のSEED DESTINYを見たわけですが、主人公の存在感全くなし。前回のラストでがんばって、派手な活躍をしたのにもかかわらず、今回の前主人公の活躍に全く存在感を消されています。というか、レイ・ザ・バレル君、謎な人物ぶりがパワーアップ中。
 ガンダムシリーズで生身の戦闘って言うのは久しぶりに見た気がしますが、コーディネーターのバルトフェルドさんよりも、マリュー艦長の方がすごさは上ですねぇ。だって、ナチュラルですし。しかし、艦長万能キャラ過ぎ。バルトフェルドさんも微妙に口説きはいるわけですは。
 そして、フリーダムどういう訳か修復されて、置かれているし。普通に考えたならば、ジャスティスも残っていても良いだろうに、フリーダムだけとは。しかも、条約で核で起動する機械は廃絶されているはずなのにも拘わらず、正体不明機として所在不明機があってはならない訳で、これはもう、見所のためには何とでもするという感じでしょうか。背景設定としてつっこみどころは多いと思います。
 大まかなストーリーがどのように進んでいくのかは解りませんが、キラはラクスを護るナイトとして、シンと戦う場面というのが出てくることは必至です。どうも、ザフト軍の一部がラクス・クライン嬢を消そうとしている人間もいるわけですし。……というか、ラクスの偽物まで起てるくらいだから、議長が本気ですげ替えようとしているというのも、有りですねぇ。まあ、能動的に視聴するわけで、映像としての気持ちよさと、その回のテンションが高ければ問題ないですねぇ。
 どうやったら、シンが本当の鍵を握る人物になるか、それをちゃんと立てて貰いたいモノです。