アニメ版AIR 第2話 まち−town−

 原作を全く知らないのは、前に触れた通りだが、凄く丁寧な作りなのだろうなぁと思う。画面も凄くきれいだし、こういう良い感じの映像は持ち歩きたくなるし、何度も見たくなる。

 今回の印象的なシーンは夕暮れの川遊びのシーンだった。往人と観鈴のちょっとした心のふれあいを描いている気がして、すごく良いと思う。映像は映像で会話は会話でって言うのがとっても良い。

 まあ、暑い夏の一日なのだろうけれど、出てくる女性陣みんなに汗をかいたみたいな所がないのは、生活感の欠如というか二次元的な気はするけれど、そこはそれだよね。面白い物語にむりしてケチをつけることはないわけですよ。

 純粋に一話で面白いと思えて、二話目も面白かった。これからどんどんと物語が動いていくわけだから、もっと面白くなる可能性があるわけで、どうしてもっとたくさんの人が見られる地上波でやってくれないのかと思ったりする。まあ、これが見たいが為にBSデジタルの機器を買う人間がいるかもしれないので、それはそれでキラーコンテンツな訳だ。

 あと、ちょっとのシーンのためにKanonの声優さんが出てきたのはもの凄い配慮だと思った。そりゃ、色々なところでその映像がキャプされるよね。